Node.js リリース
Node.jsのメジャーバージョンは6か月間 Current ステータスとなり、ライブラリー開発者にサポートを追加する時間を与えます。6か月後、奇数番号のバージョン(9、11など)はサポートが終了し、偶数番号のバージョン(10、12など)が Active LTS ステータスに移行し、一般公開向けの準備が整います。LTS ステータスとは「長期間サポート」であり、通常は合計30か月間の重要なバグ修正が保証されます。プロダクションのアプリケーションでは Active LTS または Maintenance LTS ステータスのバージョンのみを利用してください。
リリーススケジュール
Node.jsのリリーススケジュールに関する詳しい情報はGitHubで確認できます。
商用サポート
メンテナンス期間を終了したバージョンの商用サポートは私たちのOpenJSエコシステム持続可能性プログラムのパートナーであるHeroDevsを通して利用可能です。
各バージョンの最新のリリース
Node.js | N-API | コードネーム | でリリース済み | npm | |
---|---|---|---|---|---|
v23.11.0 | v131 | - | v10.9.2 | リリース変更履歴ドキュメント | |
v22.14.0 | v127 | Jod | v10.9.2 | リリース変更履歴ドキュメント | |
v21.7.3 | v120 | - | v10.5.0 | リリース変更履歴ドキュメント | |
v20.19.0 | v115 | Iron | v10.8.2 | リリース変更履歴ドキュメント | |
v19.9.0 | v111 | - | v9.6.3 | リリース変更履歴ドキュメント | |
v18.20.8 | v108 | Hydrogen | v10.8.2 | リリース変更履歴ドキュメント | |
v17.9.1 | v102 | - | v8.11.0 | リリース変更履歴ドキュメント | |
v16.20.2 | v93 | Gallium | v8.19.4 | リリース変更履歴ドキュメント | |
v15.14.0 | v88 | - | v7.7.6 | リリース変更履歴ドキュメント | |
v14.21.3 | v83 | Fermium | v6.14.18 | リリース変更履歴ドキュメント | |
v13.14.0 | v79 | - | v6.14.4 | リリース変更履歴ドキュメント | |
v12.22.12 | v72 | Erbium | v6.14.16 | リリース変更履歴ドキュメント | |
v11.15.0 | v67 | - | v6.7.0 | リリース変更履歴ドキュメント | |
v10.24.1 | v64 | Dubnium | v6.14.12 | リリース変更履歴ドキュメント | |
v9.11.2 | v59 | - | v5.6.0 | リリース変更履歴ドキュメント | |
v8.17.0 | v57 | Carbon | v6.13.4 | リリース変更履歴ドキュメント | |
v7.10.1 | v51 | - | v4.2.0 | リリース変更履歴ドキュメント | |
v6.17.1 | v48 | Boron | v3.10.10 | リリース変更履歴ドキュメント | |
v5.12.0 | v47 | - | v3.8.6 | リリース変更履歴ドキュメント | |
v4.9.1 | v46 | Argon | v2.15.11 | リリース変更履歴ドキュメント | |
v0.12.18 | v14 | - | v2.15.11 | リリース変更履歴ドキュメント |
公式版とコミュニティ版のインストール方法
Node.jsのウェブサイトではコマンドラインインターフェイス(CLI)、オペレーティングシステム(OS)、パッケージマネージャー(brew
など)、Node.jsのバージョンマネージャー(nvm
など)などの非対話的なインストール方法をいくつか提供しています。
コミュニティへの貢献を促進するためにNode.jsプロジェクトではインストール方法を「公式版」か「コミュニティ版」のどちらかに分類したダウンロードページを提供しています。これによりユーザーはより柔軟にインストール方法を選択できるようになりました。この内容を明確にするために各カテゴリーの基準を次のように定義しています。
公式版インストール方法
「公式版」に指定されたインストール方法は次の要件を満たさなければなりません:
要件(公式版インストール方法) |
---|
Node.jsの新しいリリースは公式リリースと同時に利用可能できなければならない。 |
プロジェクトメンテナーはNode.jsと直接的なコミュニケーションも含めた密接な関係でなければらなない。 |
Node.jsプロジェクトによって同梱されている公式バイナリーをダウンロードさせるインストール方法になっていなければならない。 |
ビルド済みのバイナリーが利用可能な場合はソースからビルドしてはならず、公式のバイナリーを変更してはならない。 |
コミュニティ版インストール方法
セルフサービスのダウンロードページ(/download)に含まれるコミュニティ版のインストール方法も次の最低限の基準に従わなければなりません:
- バージョンサポート: 現在サポートされているEOL(End-of-Life)以外の Node.jsのバージョンをすべてサポートする必要がある。
- OSの互換性: 少なくとも1つの公式にサポートされているオペレーティングシステム(OS)上で機能しなければならない。
- 幅広いOSサポート: OSのディストリビューションやバージョンのサブセットに制限されることがないこと。
- 例えば「Windows」との互換性を謳うインストール方法は「Windows 10」、「Windows 11」、およびそれらのすべてのエディション(サーバー版を含む)で機能しなければならない。
- 同様に「Linux」との互換性を謳うインストー ル方法は特定のサブセットだけでなく、すべての主要なLinuxディストリビュー ションにインストールできなければない。
apt
やdnf
のようなディストリビューション固有のパッケージマネージャに依存することはできない。